ホワイトニング
ホワイトニングについて
歯磨きや歯のクリーニングでは落ちにくい黄ばみを、歯を削らずに白くする方法です。
これは、歯質、食事、喫煙、加齢や遺伝による黄ばみに効果的です。
この方法では、専用のホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、黄ばみの色素を分解して歯を白くします。
自分の歯を白くするため、仕上がりは自然な歯の色になります。
こんなお悩みはありませんか？
- 自然な色の仕上がりを希望する
- 加齢による歯の黄ばみが気になる
- より美しい白い歯を望む
- 笑顔にもっと自信を持ちたい
- 挙式を控えている
- 就職や転職を予定している
ホワイトニングの種類とメリット・デメリット
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師によって行われるホワイトニング方法です。
高濃度のホワイトニング剤を使用し、専用の光やレーザーを照射して歯を短時間で効果的に白くします。
メリット
即効性がある
オフィスホワイトニングの最大のメリットは、短期間で歯の白さを実感できる点です。
個人差はありますが、たった2回の施術（約70分）で歯を白くすることが可能です。（1回目と2回目の間隔は1週間を推奨）
さらに効果を高めたい場合は、2～3回の施術でより一層の白さを実感できます。
イベント前などにすぐに黄ばみを改善したい方にとって、オフィスホワイトニングは最適です。
安心してホワイトニングができる
オフィスホワイトニングは、歯科医師が行うため安心です。
自宅でのホワイトニングでは均一に漂白剤を塗布できなかったり、所定の時間を守るのが難しいことがあります。
そのため、ムラが出ることがありますが、オフィスホワイトニングではその心配が少ないです。
また、施術中に問題が発生した場合でも、すぐに専門的な治療を受けられるため安心感があります。
処置時間が短い
オフィスホワイトニングは、歯科医院に通う必要がありますが、時間的な拘束は少ないです。
1回70分で2日間来院していただきます。通院は1週間間隔を推奨しております。
忙しい方でも診察時間内に通えば、確実に歯を白くできます。
時間管理が必要な方や自己管理が難しい方には、オフィスホワイトニングが適しています。
デメリット
持続期間が短い
オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くすることができますが、効果の持続期間は比較的短いです。
オフィスホワイトニングでは、施術から約3か月ほど経つと歯の色が元に戻り始めると言われています。
持続的に白い歯を維持したい場合は、定期的に施術または、ホームホワイトニングとの併用を行うことを推奨しております。
すぐに治療を受けられない場合がある
イベントの直前に歯を白くしたい場合でも、口内の状態によってはすぐにホワイトニングの施術を受けられないことがあります。
オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤が、歯周病やむし歯の患部に触れると症状が悪化する可能性があります。
そのため、歯周病やむし歯の治療が優先されます。
オフィスホワイトニングを受ける前には、口腔内の健康状態をチェックしてもらい、必要な治療を受けることが重要です。
ホームホワイトニング
「ホームホワイトニング」は、自宅で手軽に行えるホワイトニング方法です。
自宅以外でも、必要な道具と材料があればどこでも行うことが可能です。
マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自分のタイミングで歯を白くできます。
メリット
自分のタイミングでできる
一度歯科医院でマウスピースを作成し薬剤を処方してもらえば、自宅で自分の都合に合わせてホワイトニングが可能です。
忙しくて歯科医院に通う時間がない方に人気があります。
色持ちが良い
オフィスホワイトニングと比べて、色素の分解が細かくなるため、色戻りまでの期間が長くなります。
ゆっくり時間をかけて白くすることで、効果が持続します。
自然な仕上がり
ゆっくりとホワイトニングすることで歯の表面の荒れを抑え、透明感のある自然な白さを実現します。
デメリット
装着時間が長い
マウスピースの装着時間は1日30分から長い場合は就寝中ずっとと様々です。
白さに満足するまでは毎日装着することが推奨されており、これを面倒に感じる人には厳しいかもしれません。
飲食制限が必要
ホームホワイトニング直後は飲食物の色を吸収しやすくなっています。
白以外の色の付いた飲食物やタバコを数十分から数時間我慢する必要があります。
効果が出るまで時間がかかる
歯科医師の手を使わず個人で行うため、低濃度の薬剤を使用します。
そのため、1回の装着時間が長くなり、白くなるまでに時間がかかります。
オフィスホワイトニングと比べると、効果を実感するまでの期間が長くなる傾向があります。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」を併用するホワイトニング方法です。
この方法は、それぞれのデメリットを補い合い、より白く美しい歯を手に入れることが期待できます。
メリット
即効性と持続性の両立
オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性を兼ね備えています。
オフィスホワイトニングで短期間で白くし、ホームホワイトニングでその白さを長期間保ちます。
高い効果
オフィスホワイトニングの強力な薬剤で一気に白くし、ホームホワイトニングで細かな色素分解を行うため、より高いホワイトニング効果が期待できます。
デメリット
知覚過敏のリスクが高い
高濃度の薬剤を使用するため、刺激が強く、エナメル質が薄い方や虫歯がある方、歯にヒビが入っている方は、歯の神経を刺激して痛むリスクがあります。
オフィスホワイトニングの後にホームホワイトニングを行うことで、強い刺激が続き、知覚過敏の症状が出やすくなります。
費用が高額となりやすい
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うため、単体の施術費用に比べて高額になります。
飲食物に注意しなければならない
ホワイトニング後、薬剤の作用で歯の表面の保護膜（ペリクル）がはがれ、色素を吸収しやすい状態になります。
そのため、デュアルホワイトニング中も色の濃い飲食物やタバコを避ける必要があります。